今更だけどシルク・ドゥ・ソレイユについて(概要)

2016年8月29日月曜日

シルク・ドゥ・ソレイユ

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概要

今でこそシルク・ドゥ・ソレイユの名前は知られてきていると思うけど、

なわとびを始めた2000年には、シルク・ドゥ・ソレイユとサルティンバンコの違いが分かっていませんでした。

2002年に契約して入ってからきちんと理解したのが、以下のこと。



 シルク・ドゥ・ソレイユ ⇒ サーカスの団体、及びそれを管理する会社の名称

 サルティンバンコ、アレグリア、キダム、etc... ⇒ 行っているショーの名前



日本の中では劇団四季をイメージしたらわかりやすいのだろうか。

劇団四季は劇団の名称で、ライオンキングやキャッツなどが行われているショーの名前、というように。



シルク・ドゥ・ソレイユという名称はフランス語で、日本語での意味は「太陽のサーカス」になる。

カナダのサーカス団体なのにどうしてフランス語なのかというと、

国際本部はカナダ・ケベック州のモントリオールにあって、ケベック州の公用語がフランス語なので。

ただし世界中で行われているショーの内部での公用語は英語を使用している。



出演者は英語ができないとダメなのか、というとそうでもない。

初めてシルク・ドゥ・ソレイユのショーディレクター(舞台監督)に会った時に、

彼から言われたのは、次の言葉。



 「君はなわとびで選ばれて、英語の能力で選ばれたわけじゃない。

 君が持っている実力を十分に表現してくれればよいのだから」



本部にトレーニングに行った場合、昔は日本人に通訳が付かなかったけれど、

今は通訳が付くから何とかなるし、

英語ができなくて辞めたとかいう話も聞いたことはない。

コミュニケーションを取ろうとする意志と、

仕事をしているうちに英語をだんだんできるようにしていけばいいんじゃないかな。

ただし出演者ではなくスタッフとして入るのなら、

最初から英語ができないと仕事にならない。



シルク・ドゥ・ソレイユは会社なので、福利厚生はしっかりとしている。

出演者でも契約社員なので、ある意味会社員だったのだなと思う。

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(ごきげんビジネス出版)

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