チリのサンティアゴからバスで2時間弱、
チリ最大の港町である「バルパライソ」に行った時、
このカラフルな町並みがいいなと思って撮った1枚です。
観光の記念としての写真なら何の問題もないですが、
これを一つの作品に仕上げようとしても、足りないのです。
ドラマ、すなわち劇的な出来事に感じさせるような何かが、
この写真にはないのです。
例えば、道に人が歩いているだけでもこの写真の印象は変わることでしょう。
他にも、建物の窓から人が見えていて何かをしているとか、
違う時間帯での太陽が作り出す光と影の感じはどうなのか、
といったことも考えられます。
写真の基礎を学ぶ前にはこのことに気付くことができませんでした。
そうした何かが起きるまで待つことができるかどうかで、
写真の良さが変わってくるので、
学んでからは意識していることの一つです。
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