ツアーで世界中を回り、
チャンスがあればちょっとしたオフにも旅に出て、
いろいろな場所に宿泊してきました。
「再訪したいレストラン」ではないですが、
それと同じように、
その場所をもう一度訪れる機会があるならば、
もう一度泊まってみたい、
「再訪したい宿」というところもあります。
それもまたいつまでも残る旅の記録です。
そんな中最初に思い浮かべるのは、
プリンスエドワード島で泊った、
「The Elmwood Heritage Inn」というB&Bです。
http://www.elmwoodinn.pe.ca/
プリンスエドワード島へはハリファックスで公演した時のオフを利用して、
レンタカーで向かいました。
ハリファックスからは車で4時間くらいで行くことのできる距離。
この島自体も魅力的な観光地ですが、
そこで泊ったこの宿も、
素敵な体験のうちの一つでした。
オーナーは温かく迎え入れてくれ、
ゆったりとした気分で心癒される感覚。
その時に泊ったのは「The Cunard Suite」という部屋でしたが、
その雰囲気がステキすぎです。
暖炉に火が入って燃えている様子が今も目に浮かびます。
ここのバスタブがまたすごかったのですが、
ジャグジーではなくて、泡風呂になるもの。
泡を立てるためだけのジェット空気の穴があり、
その勢いで立てられた泡はきめ細かくて柔らかい。
違いに思わず、これ欲しい!と思ったくらいです。
いつか定住することがあってこれを置くだけのスペースがあれば、の話でしたが。
B&Bなので朝は手作りの朝食が出てきました。
最初はフレッシュなフルーツ(ブルーベリーにイチゴ)から。
もしくは調理したフルーツ(ベリー系)で。
フレッシュなオレンジジュースとともに、
そのどちらもが目覚めを助けてくれます。
メインは大きめにスライスしたパンの真ん中に穴をあけて卵を落としたもの。
外はこんがりと焼きあがっていて、中はやわらかい。
アンティーク家具に囲まれた雰囲気のよいダイニングルームに、
午前中のやわらかな光が入ってきて、
たまたま同じ日同じ宿に泊っていた人たちとの和やかな会話に美味しい朝食。
気持ちのよい立ち位置にいつもいるオーナーの二人も素敵でした。
宿ではあってもこんな素敵な家、
プリンスエドワード島を再び訪れることがあったらまた泊りに来たいと思った次第です。
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