ガイドブックにも載っていないような町だけど(トゥーロン)

2016年12月16日金曜日

ホテルの部屋 飛行機雲

t f B! P L
Toulon

南仏といったらニースかもしれないけれど、

公演があったのはトゥーロンという町。



前の町からの移動でも、

向かった行き先はマルセイユ空港。

そこからバスでトゥーロンまで約83kmの移動。



ガイドブックにも載っていないような町だけれど、

歩いてみればそれなりに良い。

サッカー好きならトゥーロン国際大会という名前は知っているかもしれない。



南仏の太陽とも相まって、

港町での潮風にパームツリーは、

これまで滞在したフランスの他の町とも雰囲気の違う開放感。



湾岸を歩けばオープンテラスのレストランが太陽に向かっている。

あくせく観光するというのでもなく、

ゆったりとした時間を過ごすのもまた良いと思える場所。



フランスでもチーズとワインを買うことがあって、

部屋で食べることがよくあった。

Toulon02

プロヴァンスはロゼワインが有名とのこと。

飲んだのはBandolというロゼワイン。

電車に乗った途中の駅でBandolという駅名を見かける。

車窓からはワイン畑も見えていて、

きっとここがそうなのかなと。

Toulon03

チーズ専門店に寄っては、

プロヴァンス地方のチーズ、バノンBanonとピコドンPicodonを購入。

なんだか怪獣みたいな名前だ。



ピリッとした刺激のようなものを感じるピコドンもよかったが、

栗の葉で包んだバノンは、

その時点でフランスで食べてきたどのチーズよりも美味しかった。

クリーミーでとってもまろやか。



ラファイエット大通りではほぼ毎日マルシェ(朝市)が昼近くまで立つ。

野菜、果物類、魚介類、オリーブやハーブの専門店がたくさん並んで、

しかも新鮮というのであれば、

スーパーの品揃えがほかの町よりも少なく感じたのもうなずける。



トゥーロン名物というひよこ豆の粉を使って焼いたガレット、

カード・ア・デデ La Cade a dedeを食べてみる。

それはなんだか不思議な味がした。

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(ごきげんビジネス出版)

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