初めてのアフリカ大陸はモロッコへの旅行だった。
ブリュッセルからは約3時間ほどのフライトでカサブランカの空港に到着。
到着時間が夜遅めだったので、
宿泊先のホテルへはシャトルサービスを頼んでおいた。
迎えに来たのは普通の車。
駐車場で荷物をトランクに載せようとすると、
どこからともなく人がやってきて勝手に載せようとする。
そしてチップを要求。
勝手にやっておいてとも思うが、
そういうものだと思って、
換金した時の小銭を渡す。
送迎のドライバーもドライバーで、
高速料金の支払いの小銭が足りなくて、
こっちに求めてくる。
そういうものなのか、
しょっぱなからなかなかの体験。
ホテルに到着して案内された部屋が狭い。
今までもいろいろなホテルに泊まってきているので、
今回はそういう部屋に当たったのだと思って荷解きした直後、
レセプションから電話がかかってくる。
手違いがあって別の部屋に案内するとのこと。
予約した内容をよく確認してみたら確かに違ってた。
移動疲れがあったとしても確認はしておくものだ。
改めて案内された部屋は広かった。
この違いは旅の印象をすごく変える。
カサブランカはビジネスの街で、
あまり観光するところがないと聞いていたのでここでは1泊のみ。
夜が明けてから次の町への移動前の時間を利用して、
メディナ(旧市街)に行ってみる。
観光客というよりも地元の人の方が圧倒的に多く買い物に来ている場所。
奥へ奥へと、怪しい雰囲気、狭い道。
様々な雑貨から青空市場、屋台にいろいろ。
魚をその場でぶつ切りにしていたり、
肉がぶら下がっていたり、
その雰囲気に当てられる感じ。
ある程度回った最後に食事。
肉を錘で量って串焼きにしたものを、
パンに挟んで香辛料と玉ねぎと一緒に食べる。
出してもらった甘いお茶も、
歩いて疲れた体に染み渡る。
ここはこれくらいで良しとして、
次の町へと移動する。
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